2021.02.09WATCH REPAIR

カルティエ マストタンク ヴェルメイユの変色取り

カルティエ・マストタンク ヴェルメイユの変色取り修理です。お陰様で当店のカルティエ・タンク、カルティエ・マストコリゼなどの ヴェルメイユの変色取りは全国からご依頼いただけるようになりました。
当店の変色取り修理は特徴的で小さなネジ類、裏蓋に刻印された文字の中の変色まで完璧に綺麗になります。
また最終仕上げにバフ研磨をしますので小傷が消えて驚くほど綺麗になります。
修理品をお客様にご返送すると多くの方から「驚くほど綺麗になっているので感動しました!」との感激のメッセージをいただいています。

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お客様からのご依頼で送られてきたカルティエ・マストタンクです。四隅に黒い変色があり擦り傷もいっぱい入っています。11時の辺りに深い打ち傷があるのが気になります。

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裏面です。こちらもネジ類などに変色の痕があります。やはり裏蓋にも擦り傷が無数に付いています。カルティエ・マストタンクは裏蓋がヘアラインの艶消しになっているものが多いのですが、これは鏡面仕上げになっているタイプでネジも8本になっています。

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時計を分解するのに裏蓋を外しました。時計が動いていないので電池交換をしてから正常に動くことをチェックします。
しかし電池を取り外してみるとご覧の通り漏液しています。これは電池が切れたまま長期間放置しているとこのようになります。
電池から漏れ出した液体は乾燥して白い粉がふいた状態になります。また漏液した液体が接点などの金属部分を錆びさせて破損させてしまうこともあります。

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こちらが取り出した電池(水銀電池)です。プラスの部分とマイナスの部分の間から液が漏れ出しています。通常はこれくらいの漏液になると時計が駆動せずオーバーホールをしないといけないのですが、今回は漏液の粉などを綺麗に取り除いて電池を入れてみると・・・ラッキーなことに動き出しましたのこのままオーバーホールをせずに作業を進めることにしました。(クオーツの場合は歯車が少ないのであまりオーバーホールに神経質になる必要はありません)

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本体ケース、裏蓋、ネジ類の変色取りをしました。小さなネジもピカピカになっています。変色取りをした後にバフ研磨で仕上げをしたので本体ケース、裏蓋ともに小傷が無くなりとても綺麗になっています。

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時計を組み立てた状態です。全体的な小傷は取れて見違えるように綺麗になっていますが、11時の部分にあった深い打ち傷は残っています。この深い打ち傷も取り去ろうと強く研磨をするとヴェルメイユが剥がれて下地のシルバーが出てきてしまいます。
この小傷も取り去って新品のようにするのには当店の「研磨・再メッキ」コースが必要になります。

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こちらは裏面です。裏蓋の小傷もほとんど取れてピカピカになっています。同時にネジも変色取りで綺麗になっているのでとても美しい状態になっています。

作業内容 : 変色取り修理・電池交換
修理費用 : 12,100円(税込)(変色取り9,900円、電池交換2,200円)(往復の送料無料)

また、ヴェルメイユ(金張り)が剥がれている場合や深い打ち傷まで綺麗にする場合はヴェルメイユ(金張り)を研磨で全て剥離をして再メッキをする必要があります。こちらの研磨・再メッキの修理料金は19,800円(税込)です。こちらも往復の送料はが無料です。

修理ご希望の方にはお近くのコンビニから当店に無料(着払い)で送ることができる「らくらく送付キット」をお送りいたします。【LINE】または【お問い合せフォーム】から「郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号」をお知らせください。また併せてお時計の写真をお送り頂くと詳しくご説明ができますのでお気軽にご相談ください♬

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