2021.03.11WATCH REPAIR

変色したCartier タンクの修理

変色をしたカルティエ・タンクの修理依頼です。今回はこのタンクの変色取り修理以外にカルティエ・フランセーズとブルガリの電池交換の修理で合計3本の時計が送られてきました。

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こちらが変色取り修理のカルティエ・タンクです。このローマ数字の文字盤が一番売れていたようで、当店に寄せられる修理依頼のカルティエ・タンクではこの文字盤が圧倒的に多いように思います。このタンクにもケースの四隅に変色が見受けられます。
カルティエのヴェルメイユというのはSilver925の本体に18金の薄膜を貼ってあります。18金の薄膜も長い間使わずに放置しておくと少し褐色~黒色に変化しますが、このカルティエは本体がSilver925なので変色するのがどうも強いように思います。

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こちらが裏面です。裏蓋には全体的に変色が見受けられます。

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分解して時計ケース、裏蓋、ネジ類の変色を取っていきます。

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ラグ(ベルトを付ける部分)にヴェルメイユの剝がれがあります。

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こちらのラグ(ベルトを付ける部分)にもヴェルメイユの剝がれがあります。

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変色を取っていくと・・・四隅にヴェルメイユの小さな剥がれが3か所あります。この拡大した写真をLINEでお客様にお送りしてこのまま変色取り修理の9,900円で良いのか?それともヴェルメイユを全部剥がして再メッキをする修理の19,800円にするのか?をお聞きしました。

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今回はお客様が「変色取り修理」にするとのことなので、今回は変色取りをした後に本体ケースにバフ研磨をしました。このバフ研磨でヴェルメイユの剝がれは見えにくくなっています。
ただ、カルティエのヴェルメイユというのはシルバー925に金の薄膜を貼ってあります。ヴェルメイユの剝がれた箇所はシルバーの地肌なのでしばらく使っているとこの部分だけ黒くなってくる可能性があります。

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時計を組み立てました。時計ケース、裏蓋、ネジ類の変色が取れてとても綺麗になっています。

作業内容 : 変色取り修理・電池交換
修理費用 : 12,100円(税込)(9,900円+2,200円)
      (往復の送料無料)

修理ご希望の方にはお近くのコンビニから当店に無料(着払い)で送ることができる「らくらく送付キット」をお送りいたします。【LINE】または【お問い合せフォーム】から「郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号」をお知らせください。またLINEやメールでお時計の写真をお送り頂くと詳しいご説明が返信できますのでお気軽にご相談ください。

他の修理事例については【こちら】からご覧ください。