2024.05.26JEWELRY REPAIR
当店では地金(金・プラチナ)の買い取りも行っております。
しかし、一般の地金買い取り店と大きく違うのは「ジュエラーとして本物のジュリー」を知っていること。
当店ではお客様に寄り添ってアドバイスをしながら買い取りを受け承っています。
大きな柱は以下の通りです。
①売ってはいけないジュエリー
「売ってはいけない」と言うと少しオーバーに聞こえますが、本当に価値のあるジュエリーは売ると損をする場合が多々あります。使われている宝石が綺麗で希少性があり、デザインと作りのとても良いジュエリーは今後は益々希少性が高くなるので手放してはいけません。ファミリージュエリーとして(家宝として)子孫へ代々と受け渡していくべきジュエリーです。
②修理をして使うべきジュエリー
使われている宝石が綺麗であり、デザインも良いジュエリーで、サイズが合わないもの、経年劣化で金やプラチナにキズがたくさんついて光らなくなったもの、壊れているものは修理のメンテナンスをすれば素晴らしいジュエリーにすぐに蘇ります。メンテナンスをすることで、買った時と同じようになれば手放すのが惜しくなります。
③リフォームをして作り直すべきジュエリー
中に使われている宝石がとても綺麗なのに、枠やデザインが古くて使えないものは、リフォームによってひときわ輝くジュエリーに蘇ります。自分だけが楽しむのではなく①のようにファミリージュエリーとして子孫へ受け渡すべきジュエリーにすることもできます。
④売却すべきジュエリー
宝石を使っていない地金のジュエリー、中に使われている宝石があまり綺麗ではないジュエリーは売却をお勧めします。
昭和40年以後の日本の高度成長期にはジュエリーが一般の方にも広く販売されるようになりました。残念ながらこの時期の多くのジュエリーは石の質がイマイチのジュエリーでした。このようなジュエリーも売却されても良いかと思います。
今回は③のリフォーム事例をご紹介致します。
こちらが今回お客様が持ち込まれたものたちです。
ほとんどが地金のジュリーですので、金相場の高い今が売り時です。
この中の赤丸の中の指輪には綺麗なエメラルドが使われています。ただ見ての通りで背が高く今のデザインではありません。
このようなデザインは40年ほど前のものです。私の経験ではこの当時のこのデザインで出来た指輪には殆ど綺麗なエメラルドは使われていません。
しかし・・・この指輪には次世代に伝えていくべき美しいエメラルドが使われていたのです。
こちらがそのエメラルドです。
内包物が入りやすいエメラルドですが、このエメラルドは内包物がとても少なくテリの美しい素晴らしいエメラルドです。
当店のデジタルジュエリー®というオーダーメイドシステムによって、このような使いやすいデザインにリフォームさせていただきました。
こちらが側面からのデザインです。
こちらが下部から見たデザインです。指あたりがやさしく、はめ心地の良い、「内反り」という内側がカーブした作りにしています。
これが本来の宝石というべきジュエリーです。
自分で何年、何十年も身に着けて楽しむ。
そしてメンテナンスで新品のようにしてから、次世代に伝えるべきジュエリーです。
エメラルドの石の深さに合わせて、強度を考えながら出来るだけ高さを抑えてあります。
当店ではこのようにジュエラーとして、お客様の立場に立ったカウンセリングを無料でさせていただいております。
どうぞお気軽にご相談ください。