2020.04.10ORDER MADE
新しいデジタルジュエリー®の技術についてお客様とお話をしていた時、「それだったら昔買ったダイヤの指輪があるんだけど、四角いデザインに作り替えてほしいの」とご依頼を頂きました。
後日指輪をお持ち頂き、デザインのご相談。
「四角の枠の中にダイヤが埋め込まれているデザイン」というオーダーで、早速取り掛かりました♪
↑こちらがお客様がお持ちになった指輪です。
お持ちになられた指輪からダイヤモンドを取り出し、それぞれのサイズを測ります。
ダイヤが均等に配置できるイメージをしていましたが、実際に測ってみると大きさは1.9mm~2.3mmとバラバラ…そしてダイヤの数が22個…正方形にするには4×4=16個か4×5=20個が理想だったのでどうしたものかと試行錯誤。 しかし、ここがデジタルジュエリー®の強い所!!
3D CAD上にダイヤモンドを測った大きさで配置をし、パズルのように組み合わせ。
手書きのデザインと異なり、マウス操作でささっと色んなパターンを制作できます。
ああでもない、こうでもないと考えた結果『真ん中に大きめのダイヤ、回りに小さいダイヤ』を配置し、ダイヤとダイヤの隙間を最小限に抑えました。
またダイヤモンドの留め方は工場の職人さんと相談をし、「堀留(ほりどめ)」にしました。
堀留とは、タガネという道具を使い宝石の周りの地金を掘り起こして爪にするやり方です。爪が引っかかりにくくなり、普段使いがしやすい留め方のひとつです。
ダイヤの配置が完了したら、次は指輪の腕のデザインです。
仮デザインをいくつか作り、お客様にお好みをお伺いしました。
高さがあるデザイン、出来る限り低くしたデザイン、腕がシンプルなもの、腕にも少しデザインを入れたもの、など…
360°方向から見られるCGデザイン画(←click!)をLINEでお送りし、併せて店頭に設置してある3Dプリンターで樹脂製の試作品も出力しておきました。
市内にお住まいのお客様でしたので一度ご来店頂き、デザイン画と共に試作品を試着して頂きながら、デザインを最終決定!
試着が可能!
実際に試着をしてみると「もっと腕が太い方がフィットする」「高さは極力低い方が身に着けやすそう」など、試着ができるからこそ分かる自分のこだわりもあります。
そしてそのこだわりはデジタルジュエリー®の技術だから実現できます。
さらに、試作品には実際にダイヤを乗せてみることも可能で、よりリアルなイメージができます。
完成まで全貌が分からないオーダーメイドは不安ですよね。
当店のあつらえシリーズは北陸で唯一デジタルジュエリー®の技術を導入しており、
★試着が可能
★デザイン画がCGでリアル&360°方向から確認ができる
★使用地金量の算出が簡易で、オーダー前に見積りが明確
など出来る限りの不安要素を取り除いているので、安心してオーダー頂けるかと思います。
さて、最終決定したデザインはこちら↓★☆
お客様と一緒に楽しく、わくわくしながらデザインさせて頂きました~☆
いよいよ工場にオーダーをかけて製品化…続きは次回(^^)/♬