2020.08.09ORDER MADE
webで当店の「あつらえブライダル」を知って頂いたカップルのお二人にご来店頂きました。 お話を聞くと、新型コロナウイルスの影響で結婚式の予定は未定…とのこと。
だからせめて指輪には特別な思いを込めたいと他のお店も見た中で当店をお選び頂きました。 早速デザインカウンセリング…
ご要望は『普段使いがしやすい結婚指輪とそれに重ね着けができる婚約指輪』。
当店ディスプレイに並んでいる既成のデザインも参考にしながら、大体のイメージをお伺いしました。 後日LINEにてデザイン画を送付し、指輪の具体的な微調整に移りました。
同時に、婚約指輪に入れるメインダイヤもグレードごとにお見積りをご提示し、完全オリジナルの指輪がどんどん形になっていきます。
重ね着けをした場合のデザイン画(横)
当店の「あつらえブライダル」はその名の通り、お客様の理想をそのまま形にして”おあつらえ(オーダーメイド)”をすることができます。
でも従来のオーダーメイドとは異なり、完成イメージをよりリアルに、鮮明にすることで不安を無くし、わくわくしながら一緒にお作りをすることが出来るのが特徴です。
その安心を体現するのが、上の「CGデザイン画」です。
ジュエリーのデザイン画はこれまで手書きで正面、横、上からの3方向からしか見えず、また手書きなので素材感のイメージが沸きにくいという不安要素がありました。
CG画像に加えて、360°方向からデザインの確認ができるCGもご用意しますので、これまでは製品になるまで分からなかった裏側のデザインまで詳細に確認ができます。 360°デザイン画はこちら↓
結婚指輪
婚約指輪
さらに、より完成イメージを分かりやすくするために、樹脂製サンプルを試着して頂きます。
完成まで指に着けることができなかったオーダーメイドとはここが最大の違いです。
樹脂製サンプルは当店に設置してある3Dプリンターを使って出力し、お客様のご自宅に送付します。
試着をしてサイズ感やデザインのバランスを目と肌で確認して頂きます。 今回は、指輪の幅に特にこだわって頂きました。
結婚指輪の幅を2.5mmにするか2.2mmにするか…
数字ではわずかの違いですが、指にはめると違いが分かります。
でも、指輪の幅を小さくするということは入れるダイヤモンドの大きさも小さくしなくてはなりません。
この過程をお客様に明確にお知らせをすることも、完成品とイメージとの相違が生まれにくくなるポイントです。 ここまで合計2回のご来店とLINEでのやりとりで最終デザイン決定まで至りました。
「オーダーメイドって面倒なんでしょ?」というイメージを持っていらっしゃる方も多いと思いますが、既製品をオーダーするのとほとんど変わらないことがお分かり頂けると思います。 そしていよいよ鋳造・加工に入ります!
完成編は次回に続きます☆