最近、オブレイという時計の変色取り修理をお受けすることがあります。今回で3回目ですが、恥ずかしながら・・・私は最近までこのオブレイというメーカーを知りませんでした。

送ってきた時計を見ますと、どれもがシルバー925の素材で出来ており、その上に金メッキがされているようです。これはカルティエマストタンクやカルティエマストコリゼなどと同じタイプとなり、素材がシルバー925で出来ているので、どうしても変色してしまうようです。

これが今回ご依頼いただいたObreyの時計です。全体が黒ずんでおり、裏蓋にはSOLID SILVERの文字が入っています。また、付属の鍵状のチャームは以前にお預かりしたオブレイの時計にも付いていましたので、オブレイのデザインの特徴なのだと思われます。

早速、時計を分解して変色取り修理を行いました。このオブレイの時計は放置しておくと再び変色してしまうので、今回は変色取りの修理をした後で、変色防止のメッキコーティングを施しました。

修理料金は変色取りと変色防止コーティングで15,400円（税込）となります。