2024.05.28Uncategorized
今回の修理のご依頼はこれまでに2~3例しか行ったことがない珍しい修理の事例です。


こちらが修理ご依頼の時計です。擦り傷も少なく綺麗な時計です。ご依頼内容は「この時計をピンクゴールドにして欲しい」とのことです。
今はイエローゴールドのメッキがされているので、時計を分解して機械を取り出して、本体、ベルト、竜頭にピンクゴールドにメッキを施せば修理は出来るはずです。
ただ、最近は時計にIPメッキをしてあるものがあり、このIPメッキがしてある場合は再メッキすることが出来ません。
このようなこともあるので、とにかく時計を分解をしてメッキ工場でメッキをかけてみないと100%出来るかどうかの判断ができません。


メッキ工場でピンクゴールドのメッキをしてみると・・・上手く出来ました!イエローゴールドからピンクゴールドに見事に変身しました。
何とか予定通りに出来上がってので私どももホッと胸をなでおろしました。お客様に出来上がりをお送りすると、想像以上の出来上がりとのことでお客様には大変喜んでいただけました。
