2021.04.17WATCH REPAIR
また、また、また、褐色に変色したカルティエ タンクの修理のご依頼です。当店に持ち込まれる変色取り修理の大半はこのカルティエ マスト タンクです。
今回のカルティエ タンクは一見すると綺麗に見えます。しかし裏返すと裏蓋が全体的に褐色に変色しています。
本体ケース、裏蓋、ネジの変色取りをしました。当店の変色取りの特徴は裏蓋の文字の刻印の中まで綺麗になること、そして小さなネジも変色取りをしてとても綺麗になることです。
時計を組み上げました。本体ケースは変色取りのあとにバフ仕上げをするので小さな擦り傷が消えてピカピカになります。
また裏蓋も出来る範囲でヘアライン加工の修正をします。ただ擦り傷が多い場合はヘアラインの修正をしても効果が見えません。
ベルトを取り付けて完成です。これでお客様も気持ちよく使っていただけると思います。また褐色に変色させない為のコツを下に記載しておきます。
今後、また黒くならないようにする為には…
①なるべく腕にはめて使用する。
②時々は柔らかい布で表面をよく拭いて磨く。
この2点を心掛けてください。時計の表面に摩擦があると酸化(錆)を抑えることが出来ます。
作業内容 : 変色取り、本体研磨、ヘアライン修理と電池交換
修理費用 : 17,600円(税込)(15,400円+2,200)
(往復の送料無料)
変色取りをした後にメッキ(ヴェルメイユ)の剥がれが出てきた場合は「研磨・再メッキコース」の38,500円でとても綺麗になります。
修理ご希望の方にはお近くのコンビニから当店に無料(着払い)で送ることができる「らくらく送付キット」をお送りいたします。【LINE】または【お問い合せフォーム】から「郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号」をお知らせください。またLINEやメールでお時計の写真をお送り頂くと詳しいご説明が返信できますのでお気軽にご相談ください。
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