伝説と歴史

「タンク」ウォッチは、戦車を上から見た構図に着想を得てデザインされました。この1917年に誕生した「タンク」ウォッチは、デザインにこだわる愛好家たちの間で瞬く間に話題となりました。そのピュアなラインと創造性は、前衛的なアートや文化のシーンで愛され、独自のスタイルを守りながら今も新たなモデルを通して進化を続けています。

修理事例

今回の「タンク」ウォッチは再メッキ仕上げと電池交換のご依頼でお預かりしました。しかし、電池交換をしようとすると・・・何年も電池が切れたまま放置されていたため、電池の漏液が発生していました。

漏液による影響で、周囲のパーツが腐食してしまい、この状態では電池を交換しても時計は駆動しません。そのため、今回はオーバーホールを行うことになりました。
カルティエタンクのオーバーホール　27,500円（税込）~

電池式クオーツ時計の注意点

このような事例は決して珍しくありません。電池式のクオーツ時計は、電池が切れたまま放置すると、時間の経過とともに内部で漏液が発生し、ムーブメントやその他のパーツに悪影響を及ぼすことがあります。

そのため、電池が切れた際はできるだけ早く電池交換を行うことをおすすめします。定期的なメンテナンスを行うことで、大切な時計を長く愛用することができます。

当店では、電池交換やオーバーホール、その他の修理も承っております。時計のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

このカルティエタンクはオーバーホールを行った後に、研磨と再メッキをしましたので新品のようになりました。外観も内部の機械も綺麗になったので、これから先もずっとご愛用いただけると思います。