2022.03.28WATCH REPAIR
今回も変色したカルティエマストタンクの修理のお問い合わせをいただきました。このモデルはとても人気があるらしく、この文字盤のタンクのご依頼が一番多く多くあります。
カルティエマストタンクは初期の手巻きの機械が入ったモデルと後期の電池を使うクオーツのモデルがあります。
見分け方は簡単で上の写真のように裏蓋の四隅に留めネジが無いタイプは手巻きです。このタイプは側面の4本のネジで裏蓋を留めています。一方、クオーツのモデルは側面の4本のネジに加えて裏蓋の四隅にも4本のネジがあり、合計で8本のネジで内部の機械カバーや裏蓋を留めています。
今回のご依頼のタンクはベルトの尾錠も真っ黒に変色しています。かなりの長い期間、この時計は使われていなかったのだと思います。
変色取り・、時計ケースのバフ研磨、裏蓋のヘアラインの仕上げをして、時計を組み立てました。
尾錠も変色取り修理をしてバフ研磨をしました。とても綺麗になりました。
今回のビフォア・アフターの写真です。メッキが剥がれている場合は再メッキも可能です。
今回もお客様に感動していただけるでしょうか。ひたむきに「バカ真面目」に。創業100余年の当店の誇りです。
今回のカルティエ【Cartier】の修理料金
作業内容 : 変色取り修理+バフ研磨の修理
修理費用 : 15,400円(税込)
※ 往復の送料は無料です。
「変色取り修理」と「再メッキ修理」の価格、作業内容については下記をご覧ください。
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