2026.03.25WATCH REPAIR
「お気に入りのマストコリゼ、ガラスの縁が黒ずんできた気がする……」 「裏蓋全体が茶色く変色して、肌に触れるのが気になる」
丸いフォルムが愛らしいカルティエの「マストコリゼ」。しかし、ヴェルメイユ(シルバー925に金メッキ)特有の性質により、写真のようにガラス周りや裏蓋に深刻な変色が出てしまうことがあります。
カイドージュエリーでは、時計をパーツごとに分解し、細部まで徹底的に美しさを取り戻す**「精密変色取り修理」**を承っております。
今回お預かりしたマストコリゼは、日常の使用や長期保管により、自分ではお手入れが難しい箇所に変色が進行していました。
本体ケース: ガラスのキワ(周り)に沿って、銀の硫化による黒ずみが強く出ています。
裏蓋: 皮脂や汗の影響を受けやすい裏蓋全体が茶褐色に変色し、刻印も見えづらくなっています。
こうした「隙間」や「面」の変色は、市販のクロスで磨くだけでは完全に落とし切ることができず、無理に磨くとメッキを痛める原因にもなります。
大切な時計を傷めず、かつ完璧に綺麗にするために、当店では以下の工程を徹底しています。
まず時計をパーツごとに分解します。ガラス周りの変色を根本から取り除くには、ケース単体の状態にする必要があります。これにより、ベゼルの隙間まで確実にアプローチできます。
熟練の職人が、素材の状態を見極めながら専用の技術で変色を除去します。ガラス周りや裏蓋の刻印など、繊細な部分も一点一点手作業で進めます。

ガラスを縁取っていた黒い変色が綺麗に消え、文字盤の白さとゴールドのコントラストが際立つようになりました。

全体が茶褐色だった裏蓋 も、修理後には自分の顔が映り込むほどの美しい鏡面へと生まれ変わりました。
マストコリゼの変色は、決して寿命ではありません。丁寧な変色取りとメンテナンスを施せば、再びあの頃の輝きを取り戻すことができます。
「自分の時計も綺麗になるかな?」と不安な方は、ぜひ一度カイドージュエリーへご相談ください。1本ずつ大切に、心を込めて仕上げさせていただきます。
▼カルティエ マストコリゼの変色取り・再メッキ詳細はこちらhttps://kaido-co.jp/watch-repair/
(福井県の店頭受付のほか、全国からの配送修理も大変ご好評をいただいております。)