2026.03.31WATCH REPAIR
「愛用しているマストヴァンドームのケースが真っ黒になってしまった」 「裏蓋の変色が酷く、人前で外すのが恥ずかしい……」
丸いケースとラグのデザインが優雅なカルティエ「マストヴァンドーム」。しかし、シルバー925に金メッキを施したヴェルメイユ技法は、経年による「硫化」で写真のように真っ黒に変色してしまうことがあります。
カイドージュエリーでは、そんな諦めかけていた時計をパーツごとに分解し、独自の**「5ミクロン厚金メッキ」と「職人の磨き分け」**によって完璧に復元いたします。
今回お預かりしたマストヴァンドームは、ケース本体・裏蓋ともに重度の変色に見舞われていました。
本体ケース: 全体が黒ずみ、本来のゴールドカラーが完全に隠れてしまっています。
裏蓋: 皮脂や汗、空気中の成分に反応し、刻印の隙間まで真っ黒な状態です。
これほどの変色は、簡易的なクリーニングでは太刀打ちできません。
当店では、10年後、20年後も使い続けられる時計を目指し、以下の工程を徹底しています。
時計を完全に分解し、パーツ単体の状態にします。これにより、ラグの裏側やネジ穴など、細部にまで入り込んだ変色(酸化膜)を、素材を傷めない専用技術で丁寧に取り除きます。
パーツの役割とオリジナルの意匠に合わせ、仕上げを使い分けます。
本体ケース: 熟練の職人が**「鏡面(ポリッシュ)研磨」**を施します。歪みのない滑らかな輝きを引き出し、メッキ後の透明感を最大化します。
裏蓋: 研磨で面を整えた後、あえて繊細なラインを刻む**「ヘアライン仕上げ」**を施します。これにより、肌馴染みが良く、高級感漂う当時の質感を忠実に再現します。
一般的な再メッキ(0.8ミクロン以下)の数倍の厚みを持つ、「5ミクロン」の18金メッキを贅沢に施します。
重厚な質感: 18金ならではの深い黄金色が復活します。
卓越した保護性能: 厚いメッキ層が地金を強固にガードし、再び黒ずんだり剥げたりするのを大幅に抑えます。

真っ黒だったケース が、修理後にはエッジの効いたシャープな輝きを取り戻しました。

激しい変色 は一切消え去り、精密なヘアライン仕上げと5ミクロンメッキによって、刻印が美しく浮かび上がる極上の仕上がりとなりました。
変色してしまったマストヴァンドームは、適切なメンテナンスを施せば、再びあなたの腕元を彩る最高のパートナーになります。カイドージュエリーは、お客様の時計に込められた想いまで守るため、1本ずつ最高の技術を注ぎ込みます。
全国からの配送修理も承っております。お見積もりやご相談は、下記の公式ページよりお気軽にお問い合わせください。
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