2024.02.26WATCH REPAIR
シャネルプルミエールは1987年に発表されました。そのケースデザインは香水N°5のボトルストッパーの形を連想させます。またシャネルのハンドバックのチェーンを思わせる、レザーを編み込んだブレスレットは、一目でそれがシャネルのデザインだということが分かります。
このシャネルプルミエールをお持ちの方で「とても困っているのでは?」と思われるのが金色のメッキの変色と革紐の傷みです。
特に革紐は汗などにより、切れたり、異臭がしたりと悩んでいるのではないでしょうか?
こちらの写真は修理で送られて来たプルミエールのベルトの写真ですが、真ん中の部分が黒く変色しているのがお分かりかと思います。
時計を分解しました。2列になったベルトの真ん中が黒く変色しています。変色取り作業は変色がみられない他のパーツも同時に行います。
こちらが変色取りをした後です。この作業により艶も戻りますのでメッキ部分がキラキラと輝きます。変色していない本体ケースや裏蓋も金色が鮮やかになったのがお分かりになるかと思います。
時計を組み立てて、新しい革紐を編んで取り付けました。ベルトの金色部分の艶も戻って、驚くように綺麗になりました。
シャネルプルミエールの変色取りと革紐交換
修理料金 19,800円(税込)
往復の送料は無料です。