2024.06.06WATCH REPAIR
今回はタグ・ホイヤー S/el before-1の再メッキ修理のご依頼です。
実はこのお客様は以前にもタグ・ホイヤー S/el の再メッキ修理のご依頼をいただいた方です。
前回は男性用のタグ・ホイヤー S/el でしたが、今回は女性用のタグ・ホイヤー S/el となります。
えっ?メッキは剥げていないのでは・・・というくらいに、ぱっと見た感じは綺麗な感じがします。
でも、よくよく見ると・・・ベゼルの周りのメッキがすり減っています。金色のベルトの部分にも擦れによるメッキの剥がれがあります。
こちらが時計を分解して完成した写真です。ベゼルとベルトの金色のコマは艶あり研磨をします。時計本体、裏蓋、ベルトの白色の部分は艶消し研磨をします。
この中でベゼルとベルトの艶出し研磨をした箇所だけを18金メッキをします。
ご覧のように新品のようになりました。またベルトの留め金具の傷も綺麗になったのがお分かりいただけると思います。