2025.12.11WATCH REPAIR
長年愛用されてきた時計のメッキが剥がれてしまったり、深い傷がついてしまったりしていませんか? 今回は、メッキ剥がれとベゼルの大きな擦り傷が目立っていたタグ・ホイヤー S/el (スポーツエレガンス)の修理事例をご紹介します。専門技術による再メッキと研磨で、時計本来の輝きを取り戻しました。
お客様がお持ちになったタグ・ホイヤー S/el は、ブレスレットのメッキ部分が剥がれ、さらにベゼルにも目立つ擦り傷がありました。これは、日常使いによる経年劣化や衝撃によって生じるものです。特にメッキが剥がれると、時計全体の印象が大きく損なわれてしまいます。
【修理前】


【修理前】


ご覧の通り、メッキが剥がれていた箇所は元の輝きを取り戻し、ベゼルの擦り傷も綺麗に修復されました。まるで時を巻き戻したかのように、新品同様の美しいタグ・ホイヤーS/elが蘇りました。
今回の修理にかかった費用は、44,000円でした。時計の状態や素材、修理内容によって費用は異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
タグ・ホイヤー S/el(スポーツエレガンス)は、1987年に発表され、その名の通り「スポーツ」と「エレガンス」という相反する要素を見事に融合させた革新的なデザインで一世を風靡しました。
最大の特徴は、人間工学に基づいてデザインされたS字型リンクのブレスレットです。腕に吸い付くような抜群のフィット感と、しなやかで美しい曲線は、当時の時計デザインに大きな影響を与えました。このブレスレットは、激しい動きにも対応するスポーツウォッチとしての機能性と、ビジネスシーンやフォーマルな場にも相応しいエレガントさを両立させています。
また、S/elは当時タグ・ホイヤーのアンバサダーを務めていたF1ドライバー、アイルトン・セナが愛用したことでも有名です。セナが広告で着用したことで、その人気はさらに高まり、タグ・ホイヤーのアイコンモデルの一つとなりました。
このような歴史とデザインに込められた物語を持つ時計だからこそ、長く大切に使い続けたいものです。
カイドージュエリーでは、タグ・ホイヤーをはじめとする様々なブランド時計の修理・メンテナンスを承っております。
電池交換
オーバーホール
外装研磨
ガラス交換
ベルト調整・交換
メッキ修理
など、時計に関するお困りごとがありましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。経験豊富な職人が、お客様の大切な時計を丁寧に修理し、再び輝きを取り戻します。
時計のメッキ剥がれや傷、故障でお悩みの方は、ぜひ一度カイドージュエリーにご相談ください。
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