2021.03.23WATCH REPAIR

タグ・ホイヤーのメッキ剥がれ

今回もこのブログで紹介をしたタグ・ホイヤーのメッキ修理の記事を見られてのご依頼でした。実はこのタグ・ホイヤーのコンビ(金色と銀色)のメッキ剥がれのお問い合わせにはドキッ!とするんです(笑)

タグ・ホイヤーS/el(セル)のコンビのベルトの場合、全てのコマをバラバラにしてからの半分を金メッキ、半分をヘアライン仕上げ、それから組み立てと、なかなか手間が掛かる修理となります。さらに年数が経って使い込んだベルトの場合はベルトの1コマ、1コマが緩んでしまっているので、取り外しをするとさらにコマが緩む可能性があるので、あまり修理は引き受けたくないのです。このコマが緩んで開いてしまうのはタグ・ホイヤーS/el(セル)のベルトの弱点なんです。

今回はこのようなベルトのコマが緩むことがある点をご了承いただいて修理をお引き受けしました。

タグホイヤーの時計ベルト修理前表面
タグホイヤーの時計ベルト修理前裏面

こちらが送られてきたタグ・ホイヤーです。コンビのベルトの金色の部分の大半のメッキが落ちてしまっています。

タグホイヤーの時計ベルト修理前右部
タグホイヤーの時計ベルト修理前左部

ベルトの拡大写真です。メッキが剥がれた後が錆になって茶色くなっています。

タグホイヤー時計ベルトの研磨後

最初にベルトの表面を研磨していきます。これは銀色、金色ともに行います。この研磨で表面の擦り傷も全て取り去ります。この作業がとても大切で18金メッキをした後の見え方に影響が出てしまいます。

タグホイヤーの腕時計ベルト艶消し研磨後

このタグ・ホイヤーのコンビのベルトの銀色の部分はヘアラインが入っていて艶消しになっています。写真の上の部分が本来の銀色の部分なのでヘアラインを入れます。下の2本はこれから18金メッキを施します。

タグホイヤー腕時計のベルト再メッキ後

本来の金色の部分に18金メッキを施しました。これでベルトのパーツとしては完成です。これからバラバラにして組み上げていきます。

タグホイヤーの修理完成後表面

時計本体はヘアラインを補修してベゼルを軽くバフ仕上げして艶を出しました。次にベルトをコンビに組み上げて時計に取り付けて完成しました。とても綺麗になりました。

タグホイヤーの修理完成後裏面

こちらがベルトの下側です。三つ折れの金具もヘアラインを入れて擦り傷を無くしました。まるで新品のようです。

作業内容 : ベルトの再メッキ修理、本体の修復
修理費用 : 33,000円(税込)
※往復の送料は無料です。

修理ご希望の方にはお近くのコンビニから当店に無料(着払い)で送ることができる「らくらく送付キット」をお送りいたします。【LINE】または【お問い合せフォーム】から「郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号」をお知らせください。またLINEやメールでお時計の写真をお送り頂くと詳しいご説明が返信できますのでお気軽にご相談ください。

他の修理事例については【こちら】からご覧ください。

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