2025.08.16WATCH REPAIR

タグ・ホイヤーS/ELの再メッキ修理

タグ・ホイヤーS/ELの再メッキ修理で蘇る輝き

スポーティでありながらエレガンスを感じさせるデザインで、1980年代から1990年代にかけて多くのファンを魅了した「タグ・ホイヤー S/EL(Sports Elegance)」シリーズ。今回ご依頼いただいたのは、このSELモデルの金メッキ部分が大きく剥がれてしまった時計です。

Before(修理前)

こちらが修理前の状態です。
長年の使用により、ベルトやベゼルの金メッキが擦れて剥がれ、ステンレスの地金が露出してしまっています。愛用されてきた証でもありますが、やはり本来の輝きが失われてしまうと寂しい印象です。

再メッキ前の全体写真

再メッキ前の拡大写真

ブランドの生い立ち

タグ・ホイヤーは1860年、スイス・サンティミエでエドワード・ホイヤーによって創業されました。クロノグラフやストップウォッチの精度向上に多大な貢献を果たし、自動車レースやスポーツの計時分野で世界をリードしてきたブランドです。1985年にはTAGグループの資本参加を受け、「タグ・ホイヤー」として新たなスタートを切りました。革新と精密さを追求し続ける姿勢は、現在に至るまでブランドの大きな魅力となっています。

SELシリーズの誕生

1987年に登場した「S/EL(Sports Elegance)」シリーズは、その名の通りスポーツウォッチとしての実用性と、ラグジュアリーな雰囲気を兼ね備えたモデルです。特に特徴的なのが、独特な形状のリンクブレスレット。柔らかな曲線を描いた駒が連なり、スポーティーでありながら上品な印象を与えます。このデザインは後に「リンク」シリーズへと進化し、現在もタグ・ホイヤーを代表するコレクションのひとつとなっています。

After(修理後)

研磨でケースやブレスレットの細かなキズを丁寧に取り除いた後、再メッキを施しました。
輝きを失っていた金色部分は鮮やかに蘇り、全体の印象も新品に近い美しさを取り戻しています。
修理料金は41,800円(税込)となります。

再メッキ後の全体写真

再メッキ後の拡大写真

まとめ

ブランドの歴史やシリーズの背景を知ると、時計に宿る価値や魅力がさらに深まります。
長年使い続けてきた時計でも、研磨や再メッキの修理を行うことで再び輝きを取り戻し、次の世代へと受け継いでいくことができます。今回のタグ・ホイヤー S/ELも、まさにその一例です。

大切な一本をもう一度美しく蘇らせたいという方は、ぜひご相談ください。

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