2026.09.08WATCH REPAIR
今回は、カルティエ マストタンクの再メッキ修理をご紹介します。
長年愛用されているカルティエの時計では、「ケースの金メッキが剥がれて白くなってしまった」「ゴールドの輝きがなくなってしまった」というご相談をいただくことがあります。
今回お預かりしたマストタンクも、写真のようにケース全体のメッキが剥がれ、白っぽい状態になっていました。


このようにケース全体が均一に白っぽくなっている場合、過去に一度再メッキが施されていて、そのメッキが薄かったため、長年の使用によって再びメッキが摩耗してきた可能性があります。
せっかく大切に使っているカルティエですから、もう一度美しいゴールドの輝きを取り戻したいものです。
そこで今回は、単純にメッキをかけ直すだけではなく、ケースの下地から丁寧に仕上げ直す再メッキ修理を行いました。
再メッキで美しく仕上げるためには、メッキをする前の下地処理が非常に重要です。
カイドージュエリーでは、ケースの状態を確認しながら変色や古いメッキの状態を整え、丁寧に研磨していきます。
表面をきれいに整えたうえで、鏡面研磨を施します。
メッキを上からかけるだけでは、下地にある傷やくすみがそのまま残ってしまいます。
だからこそ、再メッキ修理では「メッキをする技術」だけでなく、その前の研磨・下地処理が仕上がりを大きく左右します。
今回の修理はケースだけではありません。
裏蓋や小さなネジまで変色取りと研磨を行いました。
時計を組み立てたときに、小さな部品だけがくすんでいると、せっかくケースをきれいにしても全体の統一感が損なわれてしまいます。
カイドージュエリーでは、こうした細かな部分まで一つひとつ丁寧に仕上げています。
さらに、裏蓋に施されていたヘアライン仕上げも、長年の使用によって薄くなっていました。
そこで研磨だけで終わらせず、裏蓋の状態を整えた後、ヘアラインを入れ直して本来の質感を再現しました。
鏡面部分とヘアライン部分を適切に仕上げ分けることで、カルティエ マストタンクらしい上品な雰囲気を取り戻します。
下地処理と研磨が終わったケースに、仕上げとして5ミクロンの厚い金メッキを施しました。


修理前には白くなっていたケースが、修理後にはご覧のように美しいゴールドの輝きを取り戻しました。
ケース全体がきれいなゴールドになることで、文字盤とのコントラストも美しくなり、時計全体が引き締まった印象になります。
「メッキが剥がれて白くなってしまったから、もう仕方がない」
と諦めてしまう前に、再メッキ修理という方法があります。
カイドージュエリーでは、カルティエ マストタンクをはじめ、さまざまなブランド時計のメッキ剥がれ・変色・くすみ・傷などの外装修理を承っています。
今回のように、
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
カルティエ マストタンク
変色取り・鏡面研磨・5ミクロン再メッキ・ヘアライン加工
カイドージュエリーには、全国から多くの時計修理をご依頼いただいております。
遠方のお客様にも安心してご利用いただけるよう、往復の送料は弊社が負担させていただきます。
大切にしてきたカルティエを、もう一度美しく。
メッキの剥がれや変色でお悩みでしたら、ぜひカイドージュエリーへご相談ください。