2026.07.17WATCH REPAIR
こんにちは、カイドージュエリーです。 本日も当店の修理ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、多くの方に愛され続けている名作、エルメス(HERMES)の「ケリーウォッチ」の劇的な復活劇をご紹介いたします。
エルメスの代名詞である「ケリーバッグ」のカデナ(南京錠)をモチーフにしたケリーウォッチ。 ブレスレット感覚で身につけられる非常に華やかで上品な時計ですが、長年ご愛用されているうちに、どうしても金属特有の経年変化が起きてしまいます。
お客様からお預かりした時点では、このような状態でした。
全体的な金属の変色・くすみ
裏面の擦れによる広範囲の大きなメッキ剥がれ(下地が見えてしまっている状態)
大切な時計だからこそ、もう一度あの頃の輝きを取り戻して、気持ちよく身につけたいですよね。 そこで、当店の熟練の職人による「外装のフルリフレッシュ(研磨+極厚再メッキ)」を施すことになりました。


今回の修理は、ただ上からメッキをのせるだけではありません。時計の精密な構造を守りつつ、新品同様の美しさに仕上げるために、以下の工程を丁寧に行いました。
まずは時計本体を細かく分解し、ムーブメント(機械)を取り出します。 変色や傷、そして裏面の深い擦れ跡を消すために、それぞれのパーツ(ケース、ベゼル、竜頭など)を職人が手作業で丁寧に研磨(ポリッシュ)していきます。この「下地作り」が、最終的なメッキの仕上がりの美しさを大きく左右します。
一般的なジュエリーや時計の簡易的なメッキは、1ミクロン未満のごく薄いものが多く、使用しているとすぐに剥がれてしまいがちです。 しかし、カイドージュエリーでは末永くご愛用いただけるよう、通常の数倍の厚みである「5ミクロン」の極厚ゴールドメッキを贅沢に施しました。これにより、深みのあるリッチなゴールドの輝きが蘇り、耐久性も格段にアップします。
ケリーウォッチの美しさを支えるのは、時計本体だけではありません。 レザーベルト側に固定されている金属プレートや金具パーツも、時計本体と同様に長年の摩擦で傷つき、くすんでいました。 今回はベルトに付いた金具部分もすべて取り外し、同様に研磨と再メッキを施しました。
すべてのパーツの研磨と再メッキが完了し、職人の手によって慎重に組み立て直されたケリーウォッチがこちらです!


裏面の痛々しかったメッキ剥がれや、全体を覆っていたくすみが嘘のように消え去り、まるでショップのショーケースに並んでいる新品かのような眩いばかりの輝きを取り戻しました。ゴールドの深みと艶が、エルメス本来の上品な気品を再び引き立てています。

カイドージュエリーでは、お客様の大切な思い出が詰まったお時計を、時計職人やジュエリー職人が連携し、一本一本丁寧に蘇らせます。
ご依頼内容:エルメス・ケリーウォッチ 本体およびベルト金具の研磨・極厚再メッキ(5ミクロン仕様)
修理料金:44,000円(税込)
※お時計の状態により、作業内容や料金が変動する場合がございます。事前の丁寧な見積もり・ご説明を徹底しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
「お気に入りの時計だけど、傷だらけで使うのを諦めてしまっている…」 「メッキが剥げて恥ずかしくて着けられない…」
そんなお悩みがございましたら、ぜひ一度カイドージュエリーへお持ち込み、またはご郵送にてご相談ください。皆様の「大切な宝物」に、再び美しい命を吹き込むお手伝いをさせていただきます。
皆様のご来店・お問い合わせを、心よりお待ちしております。