2026.10.16WATCH REPAIR
古いセイコーの腕時計のオーバーホールや、部品がないアンティーク時計の修理でお困りではありませんか?
今回は、カイドージュエリーにご依頼いただいた、セイコーのとても古い腕時計のオーバーホールと革ベルト交換をご紹介します。
長い年月を経たアンティーク時計は、現代の時計とは異なる構造を持っていることがあり、修理には専門的な技術と経験が必要です。特に、古い時計は交換部品が入手できないことも多く、通常の修理以上に難しい対応が求められます。

今回お預かりしたのは、味わい深い文字盤と金色のインデックスが印象的な、昔のセイコーの腕時計です。
お客様からオーバーホールのご依頼をいただきましたが、このような年代物の時計では、分解掃除をするだけでなく、修理後に正確な時間を刻めるように調整することも大きな課題となります。
今回の時計も、心臓部にあたるテンプに不具合があり、1日あたりの進み遅れが1時間以上も生じていました。
テンプは、機械式時計の時間を調整する重要な部品です。この部分に不具合があると、時計の精度に大きな影響が出ます。
本来であればテンプの交換が望ましい状態でしたが、非常に古い時計のため、交換用の部品を入手することができませんでした。
古い時計の修理で難しいのは、必要な部品がすでに製造されておらず、交換したくても交換できない場合があることです。
今回もテンプの交換ができないため、状態を確認しながら慎重に調整を繰り返しました。
その結果、当初は1日あたり1時間以上あった誤差を、日差約1分まで改善することができました。
現代の時計と同じ精度を保証できるわけではありませんが、部品がないという制約の中で、できる限り良好な状態を目指して調整を行いました。
アンティーク時計は、単に新しい部品に交換すればよいとは限りません。時計の状態や部品の入手状況を確認し、一つひとつの時計に合った修理方法を検討する必要があります。
今回は、革ベルトの交換もご依頼いただきました。
ところが、この時計のベルト取り付け部分は、現在一般的に使われているバネ棒で革ベルトを固定する構造ではありません。
革ベルトを時計本体に直接巻き込んで、接着する特殊な取り付け方法でした。
そのため、市販の革ベルトをそのまま取り付けることができません。そこで、通常の革ベルトを加工し、時計本体の構造に合わせて取り付けを行いました。

写真をご覧いただくと、古い時計ならではの独特なケース形状と、赤みのあるブラウンの革ベルトの組み合わせがよく分かります。
このように、アンティーク時計ではベルト交換一つをとっても、一般的な時計とは異なる工夫が必要になることがあります。
古い時計には、現在の時計にはないデザインや、長い年月を受け継いできた思い出があります。
「古い時計なので修理できないと言われた」
「部品がなく、修理を断られてしまった」
「大切な時計を、これからも使い続けたい」
「特殊な構造で、革ベルトを交換できない」
このようなお悩みをお持ちの方も、ぜひ一度ご相談ください。
カイドージュエリーでは、時計の状態を確認したうえで、可能な修理方法を検討いたします。すべての時計が修理できるわけではありませんが、部品がない場合でも、状態によっては調整や加工によって対応できることがあります。
長年大切にしてきたセイコーのアンティーク時計や、思い入れのある古い腕時計がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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古い機械式時計のオーバーホール、精度調整、特殊な革ベルト交換など、お困りのことがございましたら、カイドージュエリーまでご相談ください。