2026.04.24WATCH REPAIR
「大切にしていたマストタンクが、真っ黒に変色してしまった」 「四隅のメッキが剥がれて地金が見えているけれど、新品のように直せるの?」
そんなお悩みをお持ちの方へ。カルティエのアイコン「マストタンク」は、シルバー925に金メッキを施した「ヴェルメイユ」という繊細な技法で作られています。そのため、経年による酸化(黒ずみ)や、長年の使用によるメッキの摩耗は避けられない悩みです。
カイドージュエリーでは、そんな満身創痍の状態からでも、「完全分解・精密研磨・5ミクロン厚金メッキ」によって、当時の眩い輝きを完璧に呼び戻します。
今回お預かりしたクォーツのマストタンクは、時の流れを感じさせる非常にタフなコンディションでした。
本体ケース: 全体が酸化して真っ黒に変色し、特に負担のかかる「四隅」のメッキが完全に剥がれ落ちて地金が露出しています。またガラスには大きな傷が入っています。
裏蓋: 本来のゴールドの面影はなく、全体が重度の変色に覆い尽くされていました。
このレベルのダメージは、簡易的なクリーニングや薄い再メッキでは解決しません。地金から整え直し、厚く金層を重ねる「本物の修理」が必要です。
一生モノの時計として再び愛用していただくために、当店では以下の妥協なき工程を徹底しています。
まずは時計を完全に分解し、ムーブメントを保護。ケース、裏蓋、リューズをパーツ単体の状態にします。熟練の職人が、専用の技法で細部の真っ黒な変色を隅々まで丁寧に取り除きます。
パーツの意匠に合わせ、仕上げを使い分けます。
本体ケース: 剥げ跡や小傷を、ケースのエッジを損なわないよう慎重に研磨。歪みのない、鏡のような「鏡面仕上げ」を施します。
裏蓋: 研磨で面を整えた後、あえて繊細なラインを刻む「ヘアライン仕上げ」を施します。これにより、高級感漂う当時の質感を忠実に再現します。
一般的な修理店(0.8ミクロン以下)の数倍の厚みを持つ、「5ミクロン」の18金メッキを贅沢に施します。
重厚な質感: 18金ならではの、しっとりと深い黄金色が復活します。
抜群の保護力: 極厚のメッキ層が地金を強固にガードし、再びの変色や剥がれを大幅に抑えます。


真っ黒で角が剥げていたケース が、修理後には四隅まで隙なく黄金色に輝き、エッジの効いたシャープな鏡面へと生まれ変わりました。またガラス交換をしたので、文字盤もより一層クリアに見えるようになりました。

酸化膜で覆われていた裏蓋 も、この通り。精密なヘアライン仕上げと5ミクロンメッキによって、刻印が美しく浮かび上がる最高の仕上がりとなりました。
変色やメッキ剥がれで諦めてしまう前に、カイドージュエリーへご相談ください。適切なメンテナンスを施せば、マストタンクは再びあなたの腕元で誇らしく輝き始めます。
カイドージュエリーでは、福井県の店舗だけでなく、全国からの配送修理も承っております。あなたの想い出が詰まった時計、再び輝かせてみませんか?
▼カルティエ マストタンクの再メッキ・変色取りの詳細はこちら https://kaido-co.jp/watch-repair/