2026.08.28WATCH REPAIR
カルティエを代表する名作「マストタンク」は、シンプルでありながら存在感のある美しいデザインで、長く愛用されている方も多い時計です。
一方で、長年使用していると、ケースの角やベルトの取り付け部分などに金メッキ(ヴェルメイユ)の剥がれが起こることがあります。カイドージュエリーにも、こうしたカルティエ・タンクの外装修理について、全国から多くのご相談をいただいています。
今回お預かりしたカルティエ マストタンクは、写真のように本体ケースの四隅のメッキが剥がれている状態でした。

特にベルトの取り付け部分に近い四隅は、使用時にぶつけたり擦れたりしやすいため、メッキが剥がれやすい部分です。
さらに今回は、メッキ剥がれだけではありません。
ケースのあちこちに打痕による凹みや傷があり、長年大切に使われてきたことが分かる状態でした。
裏蓋にも変色が見られ、全体的に本来の美しいゴールドの輝きが失われていました。
カルティエ マストタンクの再メッキ修理で大切なのは、単純に上から金メッキをかけることではありません。
まずケースや裏蓋などを丁寧に処理し、変色や古いメッキを取り除きます。
さらに、ケースの打痕や傷の状態を確認しながら研磨を行います。
メッキは下地の状態がそのまま仕上がりに影響します。
そのため、カイドージュエリーでは時間をかけて下地を整え、ケースは美しい鏡面仕上げにしていきます。
今回の修理では、
まで、一つひとつ丁寧に作業しました。
特に小さなネジは目立たないように思われますが、時計を組み立てたときに全体の仕上がりを左右します。
そのため、小さな部品まで手を抜かずに仕上げることを大切にしています。
カルティエ マストタンクの裏蓋は、鏡面だけではありません。
中央の平面部分には、独特のヘアライン仕上げが施されています。
今回の時計は、このヘアラインもかなり薄くなっていました。
そこで、研磨だけで終わらせず、裏蓋にあらためてヘアラインを入れました。
刻印部分を傷めないように注意しながら、カルティエらしい落ち着いた質感を再現しています。
下地処理と研磨が終わったら、仕上げに5ミクロンの厚い金メッキを施します。
カイドージュエリーでは、カルティエ・タンクなどのヴェルメイユ時計について、変色取り・研磨・再メッキを組み合わせた外装修理を行っています。
今回のマストタンクも、メッキが剥がれて銀色になっていた四隅まで美しいゴールドに戻り、打痕や傷で疲れた印象だったケースが、まるで生まれ変わったような輝きを取り戻しました。


裏蓋も変色がなくなり、刻印が美しく見えるようになりました。
修理前と修理後を比べると、その違いは一目瞭然です。
「カルティエに持って行ったけれど、修理できないと言われた」
「ケースの角だけ銀色になってしまった」
「長年使っていて、全体的にくすんでいる」
「傷や打痕が多く、新品のような輝きを取り戻したい」
このようなお悩みがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
カイドージュエリーでは、時計修理だけでなくジュエリーの加工・研磨などの技術も生かし、時計の外装修理を得意分野の一つとしています。全国から時計修理のご依頼をいただいており、遠方のお客様にもご利用いただけます。
カルティエ マストタンク
変色取り・研磨・5ミクロン再メッキ
38,500円(税込)
※時計の状態によって修理内容や料金が変わる場合があります。
また、全国からの修理にも対応しており、往復の送料はカイドージュエリーが負担させていただきます。
まずは時計の状態が分かる写真をお送りください。写真を確認したうえで、修理方法について詳しくご案内いたします。
カルティエ マストタンクのメッキ剥がれ、変色、傷、打痕などでお悩みの方は、カイドージュエリーにお気軽にご相談ください。