2026.08.31WATCH REPAIR
長年愛用されている時計には、どうしても避けられない「変色」や「メッキの剥がれ」があります。
今回カイドージュエリーにご依頼いただいたのは、カルティエ マストタンクの再メッキ修理です。
写真をご覧いただくと、本体ケースの四隅を中心にメッキが剥がれ、さらにケース全体にも変色が見られます。長年のご使用によって、購入当初の美しいゴールドの輝きが失われていました。
カルティエ マストタンクは、ケースの縦に伸びた特徴的なデザインが魅力の時計です。
しかし、このケースの角やベルト取り付け部分は、日常的に使用することで擦れやすく、特にメッキが剥がれやすい部分でもあります。


また、四隅だけでなくケース全体にも変色が見られ、ゴールドの色味がくすんでしまっています。
「お気に入りのカルティエだから、もう一度きれいな状態で使いたい」
そんなお客様のご希望にお応えして、丁寧に修理を進めました。
再メッキ修理で重要なのは、ただ剥がれた部分にメッキをかけるだけではありません。
まずケースの状態を確認し、変色を取り除きながら丁寧に研磨します。
その後、表面を美しい鏡面に仕上げ、再メッキを施すための下地を整えていきます。
メッキの仕上がりは、下地の状態によって大きく変わります。
そのため、カイドージュエリーではこの下地処理を特に大切にしています。
今回のカルティエ マストタンクは、裏蓋にも変色が見られました。
裏蓋についても変色を取り除き、丁寧に研磨します。
さらに、長年の使用によって薄くなっていたヘアライン仕上げも再加工しました。
カルティエの裏蓋は、単純にピカピカに磨けばよいというものではありません。
本来のデザインに合わせてヘアラインを入れることで、落ち着きのある美しい仕上がりになります。
今回の修理では、本体ケースや裏蓋だけではなく、小さなネジまで変色取りと仕上げを行いました。
時計を組み立ててしまえば目立たないように思える小さな部品ですが、細かな部分まできれいに仕上げることで、完成した時計全体の美しさが大きく変わります。
下地処理が完了したケースに、仕上げとして5ミクロンの厚い金メッキを施します。
そして、修理後の時計がこちらです。


メッキが剥がれていた四隅も美しいゴールドに戻り、変色していたケース全体も本来の輝きを取り戻しました。
裏蓋も変色がなくなり、薄くなっていたヘアラインも再現。
まるで時計がもう一度生まれ変わったような仕上がりです。
「古くなったから仕方がない」と諦めてしまう前に、再メッキ修理という方法があります。
カイドージュエリーには、カルティエをはじめとしたブランド時計の
など、時計の外装に関する修理を全国からご依頼いただいております。
「メッキが剥がれてしまったけれど、修理できるのだろうか?」
「古いカルティエなので、もうきれいにならないのでは?」
そんな場合でも、まずは時計の状態をご相談ください。
カルティエ マストタンク
変色取り・鏡面研磨・5ミクロン再メッキ・ヘアライン加工
38,500円(税込)
全国からの修理を承っており、往復の送料は弊社が負担させていただきます。
遠方のお客様も、どうぞお気軽にご相談ください。
大切なカルティエを、もう一度美しく。
カイドージュエリーでは、長年培ってきた研磨・再メッキの技術で、大切な時計をできる限り美しい状態へと蘇らせます。