2026.10.28WATCH REPAIR
カルティエの人気モデル「マストタンク(Must de Cartier Tank)」は、時代を超えて愛され続けるクラシックな腕時計です。
しかし、長年の使用や保管によって、ケースが真っ黒に変色したり、四隅の金メッキが剥がれたりすることがあります。
今回、「カイドージュエリー」にご依頼いただいたのは、ケース全体が黒く変色し、四隅の金メッキも剥がれてしまったカルティエ マストタンクです。
カイドージュエリーでは、時計を丁寧に分解し、各パーツの変色除去、ケースの鏡面研磨、裏蓋のヘアライン仕上げを行った後、18金による厚さ5ミクロンの再メッキを施しました。
その結果、黒ずんでいたマストタンクが、美しい黄金色の輝きを取り戻しました。
カルティエ マストタンクのケースには、銀925(スターリングシルバー)を素材として、その表面に金メッキを施した「ヴェルメイユ(VERMEIL)」が使用されています。
銀は空気中の硫黄成分などと反応して黒く変色する性質があります。
長年の使用によって金メッキが摩耗したり、剥がれたりすると、下地の銀が露出して黒ずみが発生することがあります。
特に次のような症状が多く見られます。
今回のマストタンクも、ケースの左右が黒く変色し、四隅には金メッキの剥がれが発生していました。
このような状態になると、表面を布で磨くだけでは元の美しい状態に戻すことは困難です。
カイドージュエリーでは、変色除去と研磨、18金再メッキを組み合わせることで、時計本来の美しさを取り戻します。
まず時計を丁寧に分解します。
今回の修理では、本体ケースや裏蓋だけでなく、ネジ、リューズ、バックルなどの変色取りも行いました。
カルティエ マストタンクは細部まで美しく仕上げることで、時計全体の印象が大きく変わります。
目立つケース部分だけではなく、細かなパーツまで丁寧に処理することが、カイドージュエリーの修理の特徴です。
変色を除去した後は、本体ケースと裏蓋を研磨します。
本体ケースは、カルティエ マストタンク特有の優雅な曲線を大切にしながら、鏡のように美しい光沢が出るように仕上げます。
一方、裏蓋には繊細な筋目をつける「ヘアライン仕上げ」を施します。
ケースは美しい鏡面、裏蓋は上品なヘアライン仕上げ。
それぞれの部分に適した研磨を行うことで、時計全体の高級感がよみがえります。
研磨が完了したパーツには、18金の再メッキを施します。
カイドージュエリーが採用しているのは、厚さ5ミクロンの18金メッキです。
一般的な薄い装飾メッキとは異なり、十分な厚みを持たせた金メッキによって、美しい黄金色の仕上がりを実現します。
もちろん、メッキの耐久性は使用状況や摩擦などによって異なりますが、厚みのあるメッキは長く美しさを保つための重要な要素です。
再メッキが完了した各パーツを丁寧に組み立て、最終的な仕上がりを確認します。
真っ黒に変色していたケースは、まるで見違えるような美しい金色に生まれ変わりました。
ケースの四隅まで均一な輝きが戻り、黒い文字盤と18金メッキのコントラストが、カルティエ マストタンクならではの気品を引き立てています。




修理前の写真をご覧いただくと、ケースの左右や四隅に黒い変色とメッキの剥がれが確認できます。
また、裏蓋にも広範囲に変色が発生し、金色の輝きが失われていました。
修理後は、ケース全体が美しい黄金色に仕上がり、裏蓋もヘアライン加工によって上品な質感を取り戻しています。
「もう元には戻らないのでは?」と思われるような状態でも、再メッキ修理によって美しく復元できる場合があります。
思い出の詰まったカルティエ マストタンクを、これからも長く愛用していただくためのお手伝いをいたします。
今回の修理内容と料金は次のとおりです。
| 修理内容 | 詳細 |
|---|---|
| 対象モデル | カルティエ マストタンク |
| 修理症状 | ケースの黒ずみ・変色・四隅のメッキ剥がれ |
| 分解作業 | 時計の分解・組み立て |
| 変色除去 | ケース・裏蓋・ネジ・リューズ・バックル |
| 研磨仕上げ | ケースの鏡面研磨・裏蓋のヘアライン仕上げ |
| 再メッキ | 18金・厚さ5ミクロン |
| 修理料金 | 38,500円(税込) |
| 往復送料 | カイドージュエリーが負担 |
※上記は今回の修理事例の料金です。時計の状態や追加修理の有無によって料金が異なる場合があります。
カイドージュエリーは福井県にある時計修理専門店ですが、カルティエ マストタンクの変色取りや再メッキ修理について、全国のお客様から数多くのご依頼をいただいております。
遠方にお住まいのお客様でも、時計をお送りいただくことで修理をご依頼いただけます。
往復の送料はカイドージュエリーが負担いたします。
これまで修理をご依頼いただいたお客様からも、完成後の美しい仕上がりについて、多くのお喜びの声をいただいております。
実際のお客様のご感想については、ぜひGoogleの口コミをご覧ください。
はい。黒ずみの原因やケースの状態によりますが、銀の変色を除去し、研磨と18金再メッキを行うことで、美しい金色に復元できます。
はい。今回の修理事例のように、四隅のメッキが剥がれている場合でも、下地の状態を確認したうえで研磨と再メッキによる修復が可能です。
今回ご紹介したカイドージュエリーの修理料金は、**38,500円(税込)**です。変色取り、ケース・裏蓋の研磨、18金5ミクロン再メッキなどを含みます。
はい。今回の修理では、本体ケースだけでなく、裏蓋、ネジ、リューズ、バックルの変色取りも行いました。裏蓋にはヘアライン仕上げを施しています。
はい。カイドージュエリーでは全国からの修理依頼を受け付けております。今回ご紹介した修理では、往復の送料を弊社が負担いたします。
長年愛用してきたカルティエ マストタンク。
ケースが真っ黒になったり、金メッキが剥がれたりしても、あきらめる必要はありません。
カイドージュエリーでは、時計の状態を確認し、変色除去、研磨、18金5ミクロン再メッキによって、できる限り美しい状態へと修復いたします。
大切な時計を再び美しくよみがえらせたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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