2026.05.01WATCH REPAIR
カイドージュエリーのブログをご覧いただきありがとうございます。 今回は、時代を超えて愛される名品、CHANEL(シャネル)の「プルミエール」の修理レポートをお届けします。
今回のお客様は、「プルミエールのバンドが長すぎるので短くしたい」とインターネットで検索され、当店を見つけてくださいました。
実は、シャネルのプルミエールは、メーカー(正規店)ではバンドのコマ詰め(サイズカット)による調整を受け付けていないので、サイズが合わずにお困りの方が非常に多いモデルです。
当店では、他店やメーカーで断られてしまったプルミエールのバンド調整も承っております。
バンド調整の作業に入る前、まずは動作確認のために時計の裏蓋を開け、電池交換の準備をいたしました。しかし、そこで予期せぬトラブルが発覚します。
内部を確認したところ、古い電池から液漏れが発生しており、時計の心臓部である機械(ムーブメント)と電子回路が著しく破損していました。

この状態では電池を新しくしても動きません。お客様に現状を詳しくご説明し、「機械交換(ムーブメント一式交換)」が必要である旨をご了解いただきました。
まずは新しい機械への交換を行い、時計としての機能を完璧に復元させました。その後、本題であるバンドの調整に取りかかります。
お客様の手首に合わせて、2つのコマを取り外しました。プルミエールの特徴的なチェーンバンドは、コマが硬いため、広げる際に傷が入りやすく非常に繊細な作業が求められます。
コマ詰めを行う際には、チェーンに編み込まれている皮紐も一度解く必要があるため、新品の皮紐へと同時に交換いたしました。これにより、見た目の美しさと強度が格段に向上します。
バンドの長さの秒針お写真がこちらです。


機械交換によって時を刻み始め、バンドもお客様の腕にぴったりフィットするサイズになりました。新品の皮紐とゴールドのコントラストが、まるで新品のような輝きを放っています。
カイドージュエリーでは、プルミエール特有の以下の修理に対応しております。
メーカーで断られたバンドのサイズ調整(コマ詰め)
劣化した皮紐(革紐)の交換
電池漏れによる機械交換・オーバーホール
再メッキ加工による輝きの復活
「譲り受けたけれどサイズが合わない」「止まったまま放置していた」というシャネル・プルミエールがございましたら、ぜひ一度カイドージュエリーへご相談ください。
無料の「送付キット」による全国からのご依頼も承っております。